つみたてNISAはつまらない?

つみたてNISAの初年度は静かな滑り出しというか、あまり大きな関心は生んでないようだ。コストが低く、業者にとってうまみがないことや非課税投資枠が一般NISAと比較してかなり小さいことなどが大きな理由だろうが、なにより選択の幅が少ないことも要因の一つだと思う。投資するときの楽しみは、「何に投資するか」を考えることというのが一般的だろう。しかしつみたてNISAは「何に投資するか」ではなく、「どんな投資をするか」が主題であり、投資対象はかなり限定されている。実をいえば、投資家に考えさせない仕組みとも言え、その辺が意欲を沸かせないのかもしれない。しかし、過去のデータをみれば、「安く買って高く売ろう」としている投資家の多くが、「高く買って安く売って」いることも事実だ。銘柄選定が好きな人はともかく、できるだけ簡単に資産形成をしようという人たちには、つみたてNISAはいろいろ悩まなくていいことをメリットとしてとらえてほしい。(平成30年5月29日)

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