初めからやり直そう

日銀の投資信託に関する統計数字が30兆円も違っていたそうで、「貯蓄から投資へ」は実は全く進んでいなかったということらしい。30万円だって大金なのに、30兆円も間違っていてただごめんなさいで済むとは、ある意味、投信の現状の社会的立場を表しているともいえる。一方で、銀行で投信を買っている投資家の半数が損をしているとの数字も発表された。別に銀行だけでなく、証券だってそんなに変わらないだろうと思うが、一昔前ならともかく、ずいぶんよくなってきたよねと思われていた投信業界において、しかもこの数年の好調な相場環境で半数が損をするってどういうことなのかと思わざるを得ない。実際私がアドバイスしている投信会社の数字はかなり異なる。この会社が別に変ったことをしているわけではない。あたりまえに運用してあたりまえに販売しているだけだ。ということはつまり、いかにあたりまえに販売してない会社が多いかということである。それで投資家に損をさせているということをもっと恥じなければならないはずだが、1社もそういう反応をしていないということは、恥じてないということなのだろうか?(平成30年7月27日)

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