ロールオーバーの 決断

そろそろ10月で、来年のNISA枠の選択が迫られる時期となった。加えて、初年度からNISAで投資をしている投資家は5年の非課税期間が終了する時期と重なり、ロールオーバーの検討も行わなければならない。この5年間は投資環境としては良かったはずの期間で、分散投資をしていた投資家であればまず利益の出ている状態だと思う。この場合、非課税限度の120万円にかかわらず、期末時点での全額を次のNISAにそっくり移せるロールオーバーは非課税メリットという点では魅力が大きい。ただ現状の制度面で考えれば、次の5年後のNISA枠はない。つまり、この5年で勝負しなければならない。この5年が過去の5年同様良好な投資環境であれば何の問題もないが、もし元本割れを起こした場合には非常につらい展開となる。個人的には、投資を続けるのなら、課税口座に移して、この5年間の非課税メリットを享受したうえで投資を継続し、来年のNISA枠はつみたてNISAを選択して投資を行う方が将来の憂いを少なくすることができるのではないかと考えている。(平成30年9月28日)

▲このページのトップに戻る