安定的な資産形成とはどういう意味か

金融庁では「安定的な資産形成」という言葉をよく使っているが、これは具体的にはどういう意味のだろうか?幾通りにも解釈できる言葉では、伝わるものも伝わらないと思うのだが。私的な解釈というか、多分そう言いたかったのだろうと推測するが、この言葉の意味は「損をしない」投資ということだと思う。つまり、業者にこれを求めると言うことは、すなわち、「客に損をするような投資をさせるな」と言うことだと思う。まあ、こうはっきりと業者に言えば、猛反発食らうのが目に見えているが、でもこれはまさに正鵠を得ていると私は信じるし、そのためにずっと活動してきた。日本に投資が根付かないのはリテラシーの問題とかではなく、まさに多くの投資家が投資信託で損をし続けてきたからだ。米国のように普通に投資信託を買って、普通に儲かるのであれば、日本でも簡単に根付いていただろう。確かに日本の投資環境はここ数十年苦しかったが、海外に目を向ければある程度の成果が得られたはずでもある。要は、よく言えば業者の努力不足だったのではないか?その努力こそがまさに顧客本位の業務運営だろう。(令和元年9月24日)

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