新NISAの開始に伴い、投資対象の優劣についての議論も活発になっている。投資信託の世界で言えばいわゆる全世界株式ファンドいわゆるオルカンである。このファンドが支持されている最大の理由は、何も考えずに資産運用したいなら市場平均に賭けるのがベストだという考え方である。私自身はこの考えを否定するつもりは全くないし、ある意味では肯定的に捉えている。業界の人間と比較すれば一般投資家には情報格差があるし、それを利用したトラブルも依然として多い。であるとするなら、何も考えずに市場平均に委ねた方が有利だと考えるのは当然だ。ただ、私が不満に感じているのは、平均に勝てないはずはないという、端から見たらおかしいかもしれないが、信念というか期待というか、そういうものがあるのだ。それは社会人になって40年この業界にいる人間としての意地なのかもしれない。今回、なかのアセットマネジメントの設立に参加したのも、セゾン投信で果たせなかった夢にもう一度トライしたいというのが一つの(大きな理由である。「インデックスファンドに普通に勝てるアクティブファンド」を作りたい。(令和6年2月28日)

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