低金利時代に廃止となっていたMMF(マネーマネジメントファンド)が金利のある世界にもどり復活する流れのようだ。最盛期には株式投信を上回る残高のあった、いわゆる短期公社債投信が金利上昇に伴い復活するのは容易に予想できたことだが、およそ10年ぶりとなると少し感慨深いものがある。現状ではNISAの適用外だし(これも将来的には変わるのではと予想しているが)、そう簡単に運用利回りもインフレに適応できる水準になるとも思えないが、少なくとも預金よりは利回りはいいと思うし、預金ほどではないにせよ、元本確保という観点での安全性も高いはず。しかも従来と同じ商品性なら予想分配率が提示されるのは投資家にとっては比較が容易になりありがたい。また通常の債券ファンドだとどうしてもある程度の金利変動リスクを負った運用になり、金利上昇局面では不利になりがちだが、こうした商品は金利上昇局面にも対応できるはずである。今のところ具体的な商品性が明確ではないので、何とも言えない部分もあるが、復活後は十分に検討対象となるのではないか?(令和8年8月31日)