株式相場の上昇傾向は依然として続いている。日ごろから弱気な私としては、もうすぐ大きな下げが来ると踏んで、少し前から大した金額ではないが、自分のポートフォリオを少しディフェンシブに変更したり、分散対象を少し加えたりとしているが、個人の思惑など関係なしに強気ムードは続いているように見える。別にいろいろ悩まなくても、いつかは下げ相場が来ることは間違いないし、それが早いか遅いか、幅が大きいか小さいかだけの話である。それでも、自分の感覚が正しいかどうかは、所詮当たらないと思っていてはいても少し気になったりもする。現実のマーケットはともかくとして、最近の論調は悲観的な将来について示唆する人の割合が増えてきたような気がするが、こういう時は意外に下がらないものだなと・・・逆にそういう声が少なくなってきたときに下げがやってくるのだろう。大きな波乱は、予期せぬときにおこるものである。その時がいつ来ても平然といられるようにしたいものである。(令和7年11月28日)