有力な資産形成手法の一つとして、つみたて投資があるが、これには多くのメリットがある。まずは少額から始められることで、それは投資を始めるのに悩む資金面でのバーをかなり低くする。やれるだけでいいのである。無理する必要はない。定期貯金はつみたてに預金金利が加わるが、つみたて投資はつみたてに投資結果が加わる。そして、少額から始める以上ある程度の資産に積みあがるまでは、たとえ投資がうまくいったとしてもそれなりの時間がかかる。これはデメリットではなくて、その間の時間を投資効果に活用できると考えるべきである。そのうえ、積立期間中は値段が下がってOKというか、下がったほうが有利に働く。つみたて投資で心配なのは売るときだけである。つまり、長期間かければ成長が見込めるものに投資しているのであれば、売り時だけ気を付ければほぼ間違いはない投資なのである。期中でどんな値動きをしていようと悩む必要はない。せっかく始めて、途中でやめることはもったいないのだが、つみたてはそうした精神面でもやめなくて済むと思える効果があることも見逃せない。(令和7年8月29日)