先日のセミナーで、米国のミリオネアの職業の多い順ランキングが紹介されていた。その中で教師が3位にランキングされていたが、日本人の教師の中で将来自分がほとんど何もせずに億万長者になれると思う人はいるだろうか?当然市場の将来はわからないが、たとえ米国株式市場と同じリターンを挙げたとしてもそう思う人はどれくらいいるだろうか?という話である。まさにその原動力が日本でいえばNISAでありiDeCoなのである。今を生きるだけでしんどい世の中というのもわかるが、将来のために今を生きるということもわすれてはならない。今を生きるのがしんどいのは多くの人も同じなのだから。それにしても、筆者は昭和36年生まれなのだが、iDeCoの改正のタイミングがいつも少しずれる。そのおかげでもう一度加入手続きが必要になるのがめんどくさいのだ。継続者には手続きを簡素にしてほしい。思い返すと、年金の受け取り開始年齢が65歳からになるのも、昭和36年生まれ(男性)からだった。やれやれである。(令和7年10月30日)