つみたて投資とは一般的には等金額投資のことを指している。等金額投資においては、投資対象の価格が低いときには多く買うことができ、高いときには少なく買うことになる。下がったときに多く買えることがメリットとなる。この特徴は、投資対象の値動きが大きいほど、大きく下がったり、大きく上がったりするので、効果が高い。なので、つみたて投資は値動きの大きい商品への投資に向いているといわれることがあるが、必ずしもそうではない。最終的にトータルでプラスになる水準まで価格がもどって初めて効果がある。つみたて投資であればどんなものでもいいわけではなく、結局は成長する(価格が上がる)ものでなければならないのである。その際には、値動きが大きいものはいったん下がった後、どれくらいで戻るかも考えておかなければならない。さらに言えば、上がり続けたとしてもメリットは少なくなる。つみたて投資はほうっておけばいいという話も聞くが、それはそんなに簡単ではない。リスク管理も必要なのである。常に現金化するときのことも念頭に置いておくことが肝要だ。(令和8年3月31日)