セミナーとかをやっていると、よく個別株について質問を受けることがある。正直言って、個別株投資はできないし、ファンドマネージャーでもないので、そんなに真剣に個別株を見ることはない。聞かれても答えに窮することもある。日本株のアクティブファンドに投資するのと、日本株に投資するのは大きく違う。ファンドがどういう株に投資しているかに注目するのは悪いことではないが、それ自体にファンドに投資する理由があるわけではない。ファンドに投資する理由となるのは、目論見書に書いてある運用プロセスや運用方針なのである。そこにこそ、そのファンドが持つ魅力や強みが書かれているのである。多くの投資家はファンドを選ぶ際に、過去の実績やどんな株に投資しているかを重視して、運用方針や運用プロセスなんかは読み飛ばしている人が多いのではないだろうか?個別株に投資する場合には、その主体となる企業の業績や今後の見通しが重要になるが、ファンドの場合には違うのである。ファンドの場合にはそのファンドの持つ運用プロセスや運用方針に投資しているのだ。(令和8年6月29日)